おいしいコーヒーの淹れ方、飲み方、楽しみ方
コーヒー豆の種類ごとの特徴などについては各コーヒー豆のページを見ていただくとして、ここではバリエーションコーヒー(アレンジコーヒー)についてお話しましょう。
「コーヒー通はブラックで飲む」という説をとなえる人もいますが、世界的にみるとブラックで飲んでいるのは一部にすぎません。むしろコーヒーは、本人の嗜好によってどのようにアレンジしてもよい嗜好飲料なのです。
熱湯で抽出したままを飲むホットコーヒー、専用に濃く抽出したコーヒーを冷やして飲むアイスコーヒー、砂糖やクリーム、牛乳、アルコールなどを加えて飲んだりと、さまざまな飲み方を楽しめるのがコーヒーのおもしろいところです。
バリエーションコーヒーの種類と作り方を紹介しておきますから、いろいろ試して飲んでみると新しい発見があるかもしれませんよ。
バリエーションコーヒー
- カフェ・オ・レ
濃く入れたコーヒーと熱い牛乳を同量、大き目のカップに同時に注いだもの。- エスプレッソ
エスプレッソマシンを用い、深煎りのパウダー状に挽いたコーヒー豆6~8gをカップ型の金属フィルターに詰めて、20~30ccの量を、9気圧の圧力と約90℃の温湯で20~25秒の急速抽出したもの。- カフェ・ラッテ
エスプレッソを入れ、同量のやや薄い温めた牛乳と混ぜたもの。- カプチーノ
エスプレッソに、スチームドミルク(ホットミルク)とフォームドミルク(泡立てた牛乳)を通常1:1:1の割合で加えたもの。割合やトッピングの違いによって、さまざまなバリエーションがあります。- ウィンナ・コーヒー
濃く入れたコーヒーにホイップクリームを浮かべたもの。またはカップに入れたホイップクリームに熱いコーヒーを注いだもの。- アイリッシュ・コーヒー
グラスにホットコーヒーを適量注ぎ、ブラウンシュガー(角砂糖2~3個分)を入れ、アイリッシュ・ウイスキー30mlを注いで軽くかき混ぜ、生クリームをフロートさせたもの。ベースには他にスコッチ、コニャック、アクアビット、カルヴァドスが使われることがあり、ベースによって名前も変わります。- ダッチ・コーヒー
フルシティロースト以上の深煎りのコーヒー豆を水で抽出したもの。ガラスポットに粉と水を入れて冷蔵庫に一晩おいてろ過してもよい。- カフェ・ロワイヤル
コーヒーを注いだデミタスカップの上にロワイヤル・スプーンを渡し、スプーンに角砂糖をひとつ乗せ、ブランデーを注いで染み込ませ、角砂糖に火をつけて溶けかけたところでコーヒーに落とし、かき混ぜて飲む、ブランデーの香りと青い炎の演出を楽しむ飲み方。- アラビア・コーヒー
浅煎りの豆を小鍋で煮だし、砂糖なしで飲む飲み方。- トルコ・コーヒー
細かく挽いた豆を、好みによって砂糖とともに濃く煮出し、濾さずにカップに注いだものから上澄みだけ飲む飲み方。- ベトナム・コーヒー
カップの底に練乳を入れ、その上にフレンチロースとコーヒーを注いだもの。- コロンビア式コーヒー
ティントとも呼ばれる黒砂糖を加えた沸騰した湯を用い、火を落としてから粉を加え、数分静置して粉が沈んだところで上澄みだけ飲む飲み方。- サルタナ・コーヒー
コーヒー豆ではなく、コーヒーの実を乾燥させたものを少し焙ってから煮出したもの。- インディアン・コーヒー
金属の器を二つ使って高い位置から注ぐことを繰り返し、泡立てることでまろやかな風味を楽しむ、インド風カフェ・オ・レ。- アメリカン・コーヒー
浅煎り豆から薄めに抽出したもの。通常は、砂糖、ミルクなどを入れずにブラックで飲みます。- レモン・コーヒー
レモンティーのように、スライスしたレモンを浮かべ、アイスまたはホットで飲む飲み方。- コーヒーぜんざい
小豆の餡を加えたコーヒーで、アイスとホットのものがある。生クリームやアイスクリームを同時に添えることも多い。京都市東山にある味処マミが創作したのが発祥とされています。- 鴛鴦茶(えんおうちゃ)
コーヒーと紅茶を別々に淹れてから混ぜる液体混合法、レギュラーコーヒーの粉と紅茶の茶葉を混ぜておいてから湯を加える原料混合法、先に紅茶を淹れてからコーヒーの粉に紅茶液を加える二段法の、三つの作り方があります。
ここに挙げたのは一部です。他にもたくさんのバリエーションがありますが、あなた自身が創作してもよいのです。美味しいコーヒーを発見したら、ぜひ周りの人にも教えてあげてくださいね。
![]() |